みなさまこんにちは!売れる売場づくりの柿崎です。
今回は、スタッフの皆さんがすぐに実践できる「圧縮陳列」の基本とコツを分かりやすくご紹介します。
売場の限られたスペースを最大限に活用しながら、商品を魅力的に見せる「圧縮陳列」は、多くの小売店で活用されています。しかし、ただ商品を詰め込むだけでは逆効果になりかねません。売上アップを目指すには、ポイントを押さえた陳列方法が必要です。
圧縮陳列の基本とは?
圧縮陳列とは、限られた売場スペースに多くの商品を効率的に配置する方法です。
目的は以下の2つです。
- 商品数を増やし、選択肢を提供すること
多くの商品が並んでいると、お客様の購買意欲が高まりやすくなります。 - 売場効率を最大化すること
一坪当たりの売上を高めるためには、スペースを有効活用することが欠かせません。
圧縮陳列が失敗する原因
圧縮陳列の課題として、「雑然と見える」「商品が目立たなくなる」ことが挙げられます。これを防ぐためには以下のポイントを押さえましょう。
- テーマを統一する
商品をカテゴリーやテーマごとにまとめることで、分かりやすい売場を作ることができます。 - 高さと奥行きを工夫する
上から下まで均等に商品を配置すると圧迫感が生まれるため、高さや奥行きに変化をつけましょう。
例えば、目線の高さには主力商品を配置することが効果的です。 - POPやサインで補足する
商品が多い場合、目立つPOPやサインを活用して、目線を誘導する工夫が重要です。
売上アップに繋がる具体的なコツ
- 「見せる商品」と「在庫商品」を分ける
前面にはディスプレイとして目立つ商品を置き、後方に在庫を配置することで、見栄えと在庫管理を両立します。 - お客様の動線を意識する
通路幅を確保しつつ、自然と目に入るような配置を心掛けることで、お客様の購買行動を促します。 - 簡単に手に取れる工夫
商品の取りやすさも重要です。特に主力商品は、手に取りやすい位置に配置しましょう。
最後に
圧縮陳列は、単に商品を詰め込むだけではなく、売場全体の見せ方やお客様の行動を意識することが大切です。スタッフの皆さんが基本を押さえ、工夫を取り入れることで、売上アップに繋がる売場作りが実現します。
ぜひ、今回のポイントを参考に、実際の売場で試してみてください!
ではまた!