売場で注目を集める!視覚効果を活用した売場づくりのテクニック3選

商品をただ並べるだけでは、お客様の目に留まることは難しいですよね、。 視覚的に目立つ売場を作るには、工夫次第でお客様の購買意欲を大きく高めることができます。 売場スタッフがすぐに実践できる「視覚効果」を活用した売場づくりのテクニックを3つご紹介します。 商品陳列
売場づくりテクニック

こんにちは!売れる売場づくりの柿崎です!

商品をただ並べるだけでは、お客様の目に留まることは難しいですよね、。
視覚的に目立つ売場を作るには、工夫次第でお客様の購買意欲を大きく高めることができます。
売場スタッフがすぐに実践できる「視覚効果」を活用した売場づくりのテクニックを3つご紹介します。
どれも簡単かつ効果的ですので、ぜひ参考にしてください!


1. 三角形陳列で視線を誘導する

人間の視線は自然と物のカタマリになっている対象物に視線が引き寄せられていきます。
これを活かした陳列方法が「トライアングル構成」です。

方法

  • 高さのある商品を中央に配置:例えばボトルや箱入り商品の積み上げ。
  • その両側に低めの商品を配置:高さを変えることでバランスが良く、目立ちます。
  • 背景を使って視線を引き立てる:ポップやポスターで中央の商品をさらに強調。

活用例

商品陳列棚の上部や脇に、商品ディスプレイコーナーを設けてPOPやポスターと一緒にディスプレイすることで視覚的に注目を得ることができます。その際に上記の様に高さや奥行き、背景などをつくりこんで商品ディスプレイすることでお客様の注目を集め、足を止めてもらいやすくなります。

詳しくは、【商空間スタイリスト®】講座で学ぶことができます!

 

2. カラーコントラストで目を引く

色のコントラストを活用することで、顧客の視線を売場の特定エリアに集中させることができます。目立つ色使いは、視覚的な強調効果を生むため、戦略的に取り入れましょう。

方法

  • 目立つ色を選ぶ:赤や黄色は特に注目度が高い色です。
  • 背景と商品のコントラストをつける:例えば、白い棚に黒や赤の商品を置くと引き立ちます。
  • エリアごとに色テーマを統一:例えば、青と緑で冷たい飲料や冷凍食品の清涼感を演出。

活用例

セールコーナーでは赤いポップや棚を使い、「お買い得感」を演出すると効果的です。
逆に、高級感を出したいエリアではモノトーンや金・銀を使うと洗練された印象を与えます。

メリハリのあるコントラストカラーをつかうことで視覚的注目を集めることができます。

注意点としては、店の雰囲気などを考慮して設置することが大切です。店の魅せ方を損なわないこともブランド力を保つために必要になってきますね。

 

3. 照明を活用して商品の魅力を引き出す

売場の照明を工夫するだけで、商品をより魅力的に見せることができます。
特定の商品やエリアを際立たせたいときには照明の調整が効果的です。

方法

  • スポットライトで特定の商品を強調:売りたい商品だけを明るく照らす。
  • 暖色系のライトで温かみを演出:食品やベーカリーコーナーでは暖色系ライトが適しています。
  • 鏡や反射素材を使う:光を反射させて広がりを持たせる。

活用例

パンコーナーでは、焼き立て感を演出するために暖色系のスポットライトを活用すると、香りや温かみを感じる視覚効果が得られます。一方で、ジュエリーや高級時計のような小物商品には、冷たいスッキリと感じる白色光を当てることで高級感を際立たせることが可能です。

業種や取扱い商品、売場の雰囲気をどう魅せたいかによって光の取扱い方がかわってきますね。


まとめ

売場で注目を集めるには、「三角形陳列」「カラーコントラスト」「照明の活用」といった視覚的なテクニックを取り入れることが重要です。
これらの方法は、売場全体の回遊率を上げるだけでなく、特定の商品にフォーカスさせる効果も期待できます。
売場スタッフの皆さんも、今日からできる小さな工夫で、売上アップを目指してみてください!

ではまた!

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